奥原晴翠(読み)オクハラ セイスイ

20世紀日本人名事典 「奥原晴翠」の解説

奥原 晴翠
オクハラ セイスイ

明治・大正期の日本画家



生年
嘉永7年4月(1854年)

没年
大正10(1921)年9月1日

出生地
陸奥国(宮城県)

本名
奥原 輝子

経歴
幕臣小杉栄太郎の三女として生まれ、奥原晴湖南画を学ぶ。のち晴湖の養女となり奥原姓を継ぐ。各種展覧会、共進会博覧会に出品し受賞を重ねる。美術協会、南宗画会、日本画会などに所属した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥原晴翠」の解説

奥原晴翠 おくはら-せいすい

1854-1921 明治-大正時代の日本画家。
嘉永(かえい)7年4月生まれ。文人画家奥原晴湖に師事し,晴湖の養女となる。明治36年内国勧業博覧会で「高秋朗月図」が褒状をうけ,大正元年文展で「春花・秋月」が入選した。大正10年9月1日死去。68歳。陸奥(むつ)伊達郡(福島県)出身本姓は小杉。本名は輝子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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