奥村秦モデル(読み)オクムラハタモデル

デジタル大辞泉 「奥村秦モデル」の意味・読み・例文・類語

おくむら‐はた‐モデル【奥村秦モデル】

無線通信において電波強度基地局からの距離に応じて減衰する様子を表したモデル。昭和43年(1968)、奥村義久建物樹木がある大都市や郊外において電波が受ける影響を奥村カーブとよばれる経験則として導き、昭和55年(1980)に秦正治がモデル化して実験式が得られた。携帯電話などの基地局を効率的に配置するための基礎となっている。奥村モデル。奥村カーブ。奥村秦カーブ奥村秦式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android