日本歴史地名大系 「奥田洞村」の解説 奥田洞村おくだぼらむら 岐阜県:益田郡萩原町奥田洞村[現在地名]萩原町奥田洞上呂(じようろ)村の東、西流する飛騨川南岸にあり、今井(いまい)谷が北流し同川に注ぐ。川沿いに飛騨街道が通る。永徳年間(一三八一―八四)奥田弾正小弼源頼近によって開かれたと伝える(斐太後風土記)。慶長一八年(一六一三)の飛騨国郷帳では上呂郷宮田(みやだ)村に含まれるとみられる。元禄八年(一六九五)の検地帳(奥田洞区有文書)に村名がみえ、高七五石余、田四町六反余・畑四町六反余、家数一五。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by