奪魂(読み)だっこん

精選版 日本国語大辞典 「奪魂」の意味・読み・例文・類語

だっ‐こん【奪魂】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] ekstasis [英語] ecstasy の訳語 ) 一切の理性自制を失う状態。神秘的・宗教的体験境地。たとえば、紀元一世紀のアレキサンドリアピュロン新プラトン学派が説いた、解脱した精神状態形骸(けいがい)を離脱し、我を忘れて神に還没した境地。忘我恍惚。〔哲学字彙(1881)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ケイガイ 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む