日本歴史地名大系 「女場村」の解説 女場村おなばむら 福島県:相馬郡小高町女場村[現在地名]小高町女場水谷(みずがい)村の東に位置し、複雑な起伏のある丘陵地帯で、低地は溜池による水田が開ける。女波とも記す。枝郷として、明暦二年(一六五六)に角部内(つのべうち)村、寛文四年(一六六四)に蛯沢(えびさわ)村(海老沢村)を分村したとされ、天保郷帳では「古者 女場村・角部内村・海老沢村三ケ村」と注記される。永徳元年(一三八一)八月一七日の石橋和義奉書(相馬文書)によると、行方(なめかた)郡内「女波村」などが相馬憲胤に安堵されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by