女車(読み)オンナグルマ

デジタル大辞泉 「女車」の意味・読み・例文・類語

おんな‐ぐるま〔をんな‐〕【女車】

宮中女房などが乗る牛車ぎっしゃ。男性用より少し小さく、すだれの下から下簾を出して垂らす。
「よろしき―の、いたう乗りこぼれたるより」〈・葵〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女車」の意味・読み・例文・類語

おんな‐ぐるまをんな‥【女車】

  1. 〘 名詞 〙 女房が外出の際乗る牛車(ぎっしゃ)。簾(すだれ)の下から下簾の裾を垂らす。⇔男車
    1. [初出の実例]「その宮の隣なりけるをとこ、御葬(はぶり)見むとて、女ぐるまにあひ乗りて」(出典伊勢物語(10C前)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む