デジタル大辞泉 「奸譎」の意味・読み・例文・類語 かん‐けつ【×奸×譎/×姦×譎】 [名・形動]よこしまで、心にいつわりが多いこと。また、そのさま。かんきつ。「この残酷にして―なる神の悪戯に堪たうる能あたわず」〈芥川・開化の殺人〉 かん‐きつ【×奸×譎/×姦×譎】 [名・形動]⇒かんけつ(奸譎) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「奸譎」の意味・読み・例文・類語 かん‐きつ【奸譎・姦譎】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「きつ」は「譎」の慣用音。正しくは「けつ」 ) 心がねじけていて、いつわりの多いこと。また、そのさま。かんけつ。[初出の実例]「正可(まさか)に其様な奸譎(カンキツ)な奴は…」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一一) かん‐けつ【奸譎・姦譎】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =かんきつ(奸譎) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例