悪戯(読み)アクギ

デジタル大辞泉の解説

あく‐ぎ【悪戯】

たちの悪いいたずら。わるふざけ。

いたずら〔いたづら〕【悪戯】

[名・形動](スル)《「徒(いたずら)」から》
人の迷惑になることをすること。また、そのさま。悪ふざけ。「悪戯が過ぎる」「悪戯な子」
いたずら小僧。いたずらっこ。
「弁当箱をポンと抛(ほう)り上げてはチョイと受けて行く―がある」〈二葉亭平凡
もてあそんではならない物をいじったりおもちゃにしたりすること。「子供がマッチを悪戯する」「悪戯半分」
自分のすることを謙遜していう語。芸事・習い事などにいう。「歌つくりはほんの悪戯です」
性的にみだらなふるまいをすること。強制猥褻婉曲な言い方。
「旦那が鳥渡(ちょっと)―をしたくなるのも…無理もねえて」〈荷風薄衣

わる‐いたずら〔‐いたづら〕【悪戯】

たちの悪いいたずら。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

あくぎ【悪戯】

悪いいたずら。わるふざけ。 「腕白な少年時代のエクセントリツクな-に憧れたりした/秘密 潤一郎

いたずら【悪戯】

( 名 ・形動 ) スル [文] ナリ 
〔「いたずら(徒)」と同源〕
人の迷惑になるようなふざけた行為。また、そうした行為をするさま。悪ふざけ。悪さ。 「 -な子供」 「単なる-にしては悪質だ」
本来おもちゃでないもので遊ぶこと。 「ライターを-してはいけない」
自分の趣味などを謙遜していう語。手なぐさみ。 「ちょっとパソコンを-しています」
品行のよくない・こと(さま)。 「 -娘」
異性に対し、みだらな行為をはたらくこと。 「教え子に-する」
(自然現象などが)人に思わぬ影響や作用を及ぼすこと。 「運命の-」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あく‐ぎ【悪戯】

〘名〙 悪いいたずら。わるふざけ。
※日蓮上人(1894)〈幸田露伴〉三「悪太郎と相伍して悪(アクキ)をすること更に無く」 〔北史‐斉文宣帝紀〕

わる‐いたずら ‥いたづら【悪戯】

〘名〙 たちの悪いいたずら。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「わるいたづらをするやつ」

わる‐ざれ【悪戯】

〘名〙 (形動) =わるじゃれ(悪戯)
評判記難波鉦(1680)一「わるされも何もある事でござんす」

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