好地村(読み)こうちむら

日本歴史地名大系 「好地村」の解説

好地村
こうちむら

[現在地名]石鳥谷町好地

北上川西岸にあり、東対岸は新堀にいぼり村で、南は中寺林なかてらばやし村、西は大瀬川おおせがわ村、北は片寄かたよせ村・大淵おおぶち(現紫波郡紫波町)。村内を奥州街道が通り、その宿場部分を石鳥谷いしどや村と称した。しかし幕府に対して提出した郷帳類では好地村・石鳥谷村は別々の村として扱われている。元和八年(一六二二)一〇月二五日の南部利直蔵入物成申付状(花巻宗青寺文書)に中好地・上好地の地名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android