妃嬪(読み)ヒヒン

デジタル大辞泉 「妃嬪」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ひん【妃×嬪】

妃と嬪。天子の第2、第3夫人。また、天子に仕える女官

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精選版 日本国語大辞典 「妃嬪」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ひん【妃嬪】

  1. 〘 名詞 〙 妃と嬪。天子の妻とそばめ。また天子のそばに仕える女官。官女。〔文明本節用集(室町中)〕 〔杜牧‐阿房宮賦〕

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普及版 字通 「妃嬪」の読み・字形・画数・意味

【妃嬪】ひひん

身分の高い女官。〔国語、周語中〕今陳侯、胤續(いんぞく)の常を念はず、其の伉儷(かうれい)妃嬪をて、其の佐を帥(ひき)ゐて、以て夏氏にす。

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世界大百科事典(旧版)内の妃嬪の言及

【皇后】より

…また漢代に建てられた長秋宮の名から長秋ともよぶ。皇帝は皇后のほかさまざまの名称をもつ妃嬪(ひひん)を抱えており,それらの定員は複数で,それぞれ位階がある。たとえば唐制では妃3人正一品,六儀6人正二品,美人4人正三品,才人7人正四品であるが,皇后は1人に限られ,また位階を越えた存在である。…

※「妃嬪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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