妙用(読み)ミョウヨウ

デジタル大辞泉 「妙用」の意味・読み・例文・類語

みょう‐よう〔メウ‐〕【妙用】

不思議な作用。非常にすぐれた働き。
「伝信機の―を知るべし」〈新聞雑誌四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「妙用」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ようメウ‥【妙用】

  1. 〘 名詞 〙 霊妙な作用。巧妙なはたらき。
    1. [初出の実例]「我師之禅智、妙用在此乎」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑)
    2. 「妙躰の上の妙用(メウヨウ)なれば」(出典:米沢本沙石集(1283)一)
    3. [その他の文献]〔李群玉‐送房処士間遊詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妙用」の読み・字形・画数・意味

【妙用】みよう(めう)よう

神妙の用。〔墨叢、書論〕四尺牘(せきとく)、千里相ひ聞(ぶん)す。~封を披(ひら)きて、覺えず欣然として獨り笑ふ。~妙用玄(ちか)し。

字通「妙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android