妻籠番所(読み)つまごばんしよ

日本歴史地名大系 「妻籠番所」の解説

妻籠番所
つまごばんしよ

[現在地名]南木曾町吾妻

妻籠番所は北方の贄川(にえかわ)番所とともにその歴史は古い。天正七年(一五七九)一一月一六日付の武田勝頼条目案(諸州古文書)には「信・越之境并妻籠口役所可申付事」と記されており、この当時既に妻籠番所が設けられていたことが知られる。しかし、番所の位置は時代によって違っている。

伊那口・美濃(みの)口の押えとして、明和二年(一七六五)の「木曾古道記」には「関趾、宿より一町余城山の方、鯉野と云所なり。口留御関所と云ふ、福島関所出来て後、妻籠宿の方下り谷と云ふ所へ易り、白木改御番所となる。宝暦初年洪水の難ありて、今は一石栃と云所にあり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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