妻迎(読み)つまむかえ

精選版 日本国語大辞典 「妻迎」の意味・読み・例文・類語

つま‐むかえ ‥むかへ【妻迎】

〘名〙
① 妻を迎えること。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)司馬相如第二七「式に妻むかへをせばいかほど入ずとて、其入目までとらせたぞ」
② 「つまむかえぶね(妻迎船)」の略。《季・秋》
※俳諧・崑山集(1651)七秋「待て見んわが彦ぼしの妻迎〈貞徳〉」

め‐むかえ ‥むかへ【妻迎】

〘名〙 東北地方で広く行なわれる、一二月九日の夜の祭。二股(ふたまた)大根大黒に供えてまつる地方が多い。大黒様妻迎え、大根の年取りなどともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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