日本歴史地名大系 「姉猪熊町」の解説 姉猪熊町あねいのくまちよう 京都市:中京区教業学区姉猪熊町中京区猪熊通三条上ル南北に通る猪熊(いのくま)通(旧猪隈小路)を挟む両側町。北側を姉小路(あねやこうじ)通(旧姉小路)が東西に通る。平安京の条坊では、町の西側は左京三条二坊二保四町の東、東側は同五町西。平安時代、町の西側は兼明親王の御子左(みこひだり)邸の地にあたる(拾芥抄)。応永三二年(一四二五)一一月一〇日付酒屋交名(北野天満宮史料)によると、「三条猪熊北西頬 伯耆 妙仙」「三条猪熊北西頬 美濃 兼実」「姉小路猪熊南西頬 越後 有俊」の名がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by