始原(読み)シゲン

デジタル大辞泉 「始原」の意味・読み・例文・類語

し‐げん【始原】

物事の始め。起こり。原始
「人を知り人に知らるるの―は」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「始原」の意味・読み・例文・類語

し‐げん【始原・始源・始元】

  1. 〘 名詞 〙 物事のはじめ。おこり。もと。原始。
    1. [初出の実例]「京師操の始りは下の声曲類纂の京師芝居図の刊本の前後にかけて上村日向掾の伝にて操りの始原も西宮傀儡師のことも〈略〉京都元和中七櫓の芝居ありしことも詳か也」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「始原」の読み・字形・画数・意味

【始原】しげん

はじめ。

字通「始」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android