姥鴫(読み)おばしぎ

精選版 日本国語大辞典 「姥鴫」の意味・読み・例文・類語

おば‐しぎ【姥鴫】

  1. 〘 名詞 〙 シギ科旅鳥全長約二八センチメートルの中形のシギ。夏羽は背が暗褐色で、肩羽は黒く、先に幅広の茶赤色の帯があり、胸部には黒い横斑がある。冬羽赤みがない。シベリア東北部で繁殖し、南アジアで越冬。日本には春と秋に内湾浅瀬河口大群で飛来する。うばしぎ。《 季語・秋 》

うば‐しぎ【姥鴫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥「おばしぎ(姥鴫)」の異名。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
  3. 鳥「やましぎ(山鴫)」の異名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 山鴫

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む