日本歴史地名大系 「姫栗村」の解説 姫栗村ひめぐりむら 岐阜県:恵那市姫栗村[現在地名]恵那市笠置町姫栗(かさぎちようひめぐり)笠置山(一一二七・九メートル)の南麓傾斜地に耕地と集落が点在し、南を木曾川が西流する。天保郷帳までは加茂郡に属するが、旧高旧領取調帳以降は恵那郡である。東は毛呂窪(けろくぼ)村、西は河合(かわい)村、北は中野方(なかのほう)村で、河合村の北の加須里(かすり)地区は当村に含まれる。関ヶ原の合戦後遠山友政(苗木藩)領となり、以後幕末まで同藩領。慶長郷帳にひめくり村とあり、高四四二石余。正保郷帳では田方三〇七石余・畑方一三一石余、ほかに新開田畑高九石余がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報