日本歴史地名大系 「姫神社」の解説 姫神社ひめじんじや 長崎県:松浦市御厨屋村姫神社[現在地名]松浦市御厨町 中野免中野(なかの)免に鎮座。旧村社。祭神は天照皇大神。康保元年(九六四)に伊勢国度会(わたらい)郡の森川九郎が伊勢神宮の祭神の木像をもって松浦(まつら)に来住、祀ったのが始まりという(「御厨庄宮山姫大明神社記」松浦史料博物館蔵)。長久元年(一〇四〇)現在地の宮山(みややま)に移したと伝える。当時は波多氏の庇護下にあり、戦国期は松浦氏と結び、永禄八年(一五六五)松浦隆信・鎮信から大般若経六〇〇巻の寄進を受けた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by