姫薊(読み)ひめあざみ

精選版 日本国語大辞典 「姫薊」の意味・読み・例文・類語

ひめ‐あざみ【姫薊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キク科多年草。アザミの一種で、近畿以西の本州四国、九州の山地に生える。高さ一~二メートル。葉は長さ二〇センチメートル内外の楕円状披針形で、鋸歯(きょし)のあるものから羽状に中裂するものまであり、先がとがる。夏から秋にかけ、茎の上部に赤紫色の頭花を穂状につける。頭花は直立し粘着する。〔大和本草批正(1810頃)〕
  3. 植物きつねあざみ(狐薊)」の異名。〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「姫薊」の解説

姫薊 (ヒメアザミ)

植物。キク科の越年草キツネアザミ別称

姫薊 (ヒメアザミ)

植物。キク科の多年草。ナンブアザミの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android