婉という女(読み)エントイウオンナ

デジタル大辞泉 「婉という女」の意味・読み・例文・類語

えんというおんな〔ヱンといふをんな〕【婉という女】

大原富枝歴史小説。江戸時代初期の土佐藩家老野中兼山の娘、婉の40年に渡る幽閉生活とその後を描く。昭和35年(1960)刊行同年、第13回野間文芸賞受賞。昭和46年(1971)映画化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「婉という女」の解説

婉(えん)という女

①大原富枝の歴史小説。1960年刊行。同年、第13回野間文芸賞、第14回毎日出版文化賞受賞。
②1971年公開の日本映画。①を原作とする。監督:今井正、脚本鈴木尚之撮影中尾駿一郎出演岩下志麻、江原真二郎、河原崎長一郎緒形拳、中村賀津雄、田代美恵子、楠侑子ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android