病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「子どもの誤飲の処置法」の解説
子どもの誤飲の処置法
薬や生活用品の誤飲事故をおこすのは、2歳未満の子どもがほとんどです。危険物の保管には十分に注意し、タバコや外用剤などを子どもの手の届くところには置かないことが大切です。万一誤飲したときには、次のように処置してください。
①誤飲がわかったら、ただちにコップ2杯の水または牛乳を飲ませます。ただし、ナフタリンやベンジンなど、油に溶けやすいものの場合は、牛乳は飲ませません。
②次に、舌根を押さえて吐かせます。ただし、意識不明、けいれん、出血などをおこしていたり、強い酸・アルカリ、石油などの誤飲のときは吐かせないようにします。
処置がわからないときは、近くの医療機関か日本中毒情報センター(一般市民専用電話=つくば:029-852-9999、大阪:072-727-2499)に相談してください。
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