ナフタリン(読み)なふたりん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナフタリン」の意味・わかりやすい解説

ナフタリン
naphthalene

化学式 C10H8コールタールから得られる,白色または無色の昇華しやすい結晶融点 80.3℃。種々の合成染料の重要な原料であり,合成樹脂の原料としても用いられる。以前は衣服などの防虫剤として使用されたが,現在はパラジクロロベンゼンなどに取って代られており,染料その他化学薬品,合成樹脂製造の原料として大量に使われるようになった。一置換体にはα,βの2種の異性体がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナフタリン」の意味・わかりやすい解説

ナフタリン
なふたりん

ナフタレン

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android