孕石元照(読み)ハラミイシ モトテル

20世紀日本人名事典 「孕石元照」の解説

孕石 元照
ハラミイシ モトテル

明治・大正期の造船技術者 神戸造船所長



生年
明治2年12月29日(1870年)

没年
昭和9(1934)年9月25日

出生地
土佐国高知(高知県)

学歴〔年〕
工手学校卒

学位〔年〕
工学博士〔大正8年〕

経歴
大正7年三菱造船に入り、彦島造船所長、神戸造船所長などを務める。11年三菱参事となり、退社。のち東京サルベージを創立し、社長会長歴任。九州機械工学会長も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「孕石元照」の解説

孕石元照 はらみいし-もとてる

1870*-1923 明治-大正時代の造船技術者。
明治2年12月29日生まれ。三菱造船にはいり,彦島造船所長,神戸造船所長をつとめた。のち東京サルヴェージを創立して取締役会長となる。大正12年9月1日関東大震災で死去。55歳。土佐(高知県)出身。東京工手学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android