字養(読み)じよう

精選版 日本国語大辞典 「字養」の意味・読み・例文・類語

じ‐よう‥ヤウ【字養】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「字」は子を養い育てる意 ) かわいがってそだてること。
    1. [初出の実例]「字養百姓。〈謂。字亦養也〉」(出典令義解(718)職員)
    2. [その他の文献]〔銭‐授前虔王傅賜紫韋師貞祿卿制〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「字養」の読み・字形・画数・意味

【字養】じよう(やう)

やしない育てる。〔三国志、魏、曹真伝注に引く皇甫謐列女伝〕司馬宣王、(令女が曹氏の後なきを憂うるを)聞きて之れを嘉(よみ)し、乞子字して、曹氏の後と爲ることを聽(ゆる)さしむ。

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