孟月の宴(読み)モウゲツノエン

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「孟月の宴」の意味・読み・例文・類語

もうげつ【孟月】 の 宴(えん)

  1. 中古朝廷で行なわれた年中行事の、孟夏の宴と孟冬の宴の総称。陰暦四月一日と一〇月一日とに、天皇臣下を召して行なった酒宴。旬(しゅん)。二孟(にもう)。二孟の旬。
    1. [初出の実例]「停孟月之宴、諒闇也」(出典日本三代実録‐元慶五年(881)一〇月朔日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android