孟夏(読み)モウカ

デジタル大辞泉 「孟夏」の意味・読み・例文・類語

もう‐か〔マウ‐〕【×孟夏】

《「孟」は初めの意》夏の初め。初夏。また、陰暦4月の異称
[類語]初夏しょか初夏はつなつ

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精選版 日本国語大辞典 「孟夏」の意味・読み・例文・類語

もう‐かマウ‥【孟夏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孟」は初めの意 ) 夏の初め。初夏。また、陰暦四月の異称。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「服蒼玉於早春、建朱旗於孟夏」(出典経国集(827)二〇)
    2. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

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普及版 字通 「孟夏」の読み・字形・画数・意味

【孟夏】もうか

初夏。

字通「孟」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の孟夏の言及

【立夏】より

…現在では太陽が視黄経45゜にあるときと定義されていて5月5~6日ころになるが,旧暦の日付では3月15日~4月15日の間のどこかになる。その時代には4月を孟夏といい4~6月を夏としていたが,詩歌では立夏の日からを夏と扱っており,ほととぎすが忍び音で鳴くころを迎えたのである。【内田 正男】。…

※「孟夏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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