孤塁を守る(読み)こるいをまもる

精選版 日本国語大辞典 「孤塁を守る」の意味・読み・例文・類語

こるい【孤塁】 を 守(まも)

孤立したとりでを守る。転じて、孤立無援状態にありながらも、一人、あるいはわずかな人数でことを進めて行くことをたとえていう語。
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝「水蔭は〈略〉眉山死し、柳浪老い、思案振はぬ当節柄、真個硯友社孤塁(コルヰ)を守(マモ)る、勇将面影あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android