孤雁(読み)コガン

デジタル大辞泉 「孤雁」の意味・読み・例文・類語

こ‐がん【孤×雁】

群れを離れて1羽だけでいる雁。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤雁」の意味・読み・例文・類語

こ‐がん【孤雁】

  1. 〘 名詞 〙 連れのない、ただ一羽の雁。〔菅家文草(900頃)〕
    1. [初出の実例]「磯萩。〈略〉孤雁(コガン)(つひ)を得て南に帰(おもむく)といへども」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)
    2. [その他の文献]〔魏武帝‐雑誌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「孤雁」の読み・字形・画数・意味

【孤雁】こがん

一羽の雁。

字通「孤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android