宇佐の使(読み)うさのつかい

精選版 日本国語大辞典 「宇佐の使」の意味・読み・例文・類語

うさ【宇佐】 の=使(つかい)[=勅使(ちょくし)

  1. 天皇即位国家の大事、変災の際、宇佐神宮幣帛(へいはく)を献じて奉告するために朝廷から派遣された使者。天皇即位のときの奉幣を、特に一代一度の奉幣と称し、その使者には必ず和気氏五位の人をあてたので、これを宇佐和気使(うさわけづかい)と呼んだ。
    1. [初出の実例]「このをとこ、宇佐の使にていきけるに」(出典:伊勢物語(10C前)六〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む