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宇宙の晴(れ)上(が)り ウチュウノハレアガリ

デジタル大辞泉の解説

うちゅう‐の‐はれあがり〔ウチウ‐〕【宇宙の晴(れ)上(が)り】

ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった時期、またはその現象。超高温・高密度の状態で始まった宇宙は膨張に伴い平均温度が下がり、約3000~4000ケルビンになった時、電離していた原子核電子再結合し、それまで電子に散乱されていた光(電磁波)が初めて長距離を進めるようになった。これを霧が晴れて視界が利くようになった様子になぞらえ、「晴れ上がり」とよぶ。宇宙が始まって約38万年後のことと考えられる。宇宙背景放射は、この晴れ上がりにより自由に伝播できるようになった黒体放射が、宇宙膨張による赤方偏移を受けて波長が伸びたものである。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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