守公神社
しゆこうじんじや
[現在地名]豊川市国府町 的場
祭神は守公神。三河の国衙の置かれた位置を、当神社を中心とする地域に想定して、神社名は国衙守護の神を表したものとみる説がある。
享和三年(一八〇三)の国府村書上帳に、当神社の境内は見捨地として除地同様に取扱われていると記してある。また天保八年(一八三七)の国府村年内行事留によれば、年末の年貢皆済日後、糯米一斗一升を守公神社ほかの備米用とし、正月六日には村方三役が大社神社(鎮守社)・守公神社・南田天王宮へ参詣して垢離銭一二銅を供える。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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