安倍千世童子(読み)あべの ちよどうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安倍千世童子」の解説

安倍千世童子 あべの-ちよどうじ

1050-1062 平安時代中期の武人
永承5年生まれ。安倍貞任(さだとう)の子。前九年の役で父が戦死したとき,厨川柵(くりがわのさく)(岩手県)をでてたたかい,捕虜となる。敵の大将源頼義(よりよし)はゆるそうとするが,清原武則諫言(かんげん)により康平5年斬られた。13歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例