安倍沙弥麻呂(読み)あべの さみまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安倍沙弥麻呂」の解説

安倍沙弥麻呂 あべの-さみまろ

?-758 奈良時代公卿(くぎょう)。
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)防人(さきもり)を監督する勅使となり,大宰府におもむいた。そのときの歌1首が「万葉集」巻20におさめられている。天平宝字元年参議となり,翌2年4月20日死去。ときに正四位下,中務卿(なかつかさきょう)。姓は阿倍,名は佐美麻呂,沙美麿ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android