デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安倍沙弥麻呂」の解説 安倍沙弥麻呂 あべの-さみまろ ?-758 奈良時代の公卿(くぎょう)。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)防人(さきもり)を監督する勅使となり,大宰府におもむいた。そのときの歌1首が「万葉集」巻20におさめられている。天平宝字元年参議となり,翌2年4月20日死去。ときに正四位下,中務卿(なかつかさきょう)。姓は阿倍,名は佐美麻呂,沙美麿ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例