安危(読み)アンキ

デジタル大辞泉 「安危」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【安危】

安全であるか危険であるかということ。「一国安危にかかわる重大事」

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精選版 日本国語大辞典 「安危」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【安危】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あんぎ」とも ) 安全と危険。安全であるか、危険であるかということ。
    1. [初出の実例]「四海の安危は掌の内に照らし、百王の理乱は心の中に懸けたり〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. 「一天の安危(アンキ)身に由り、万機の理乱掌に在りければ」(出典源平盛衰記(14C前)一)
    3. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「安危」の読み・字形・画数・意味

【安危】あんき

安否。〔管子、参患〕君のなる以、國の安なる以のは、兵よりなるは(な)し。

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