安危(読み)アンキ

デジタル大辞泉 「安危」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【安危】

安全であるか危険であるかということ。「一国安危にかかわる重大事」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「安危」の意味・読み・例文・類語

あん‐き【安危】

〘名〙 (「あんぎ」とも) 安全と危険。安全であるか、危険であるかということ。
※和漢朗詠(1018頃)下「四海の安危は掌の内に照らし、百王理乱は心の中に懸けたり〈白居易〉」
源平盛衰記(14C前)一「一天の安危(アンキ)身に由り、万機の理乱掌に在りければ」 〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「安危」の読み・字形・画数・意味

【安危】あんき

安否。〔管子、参患〕君のなる以、國の安なる以のは、兵よりなるは(な)し。

字通「安」の項目を見る

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