安原八幡宮(読み)やすはらはちまんぐう

日本歴史地名大系 「安原八幡宮」の解説

安原八幡宮
やすはらはちまんぐう

[現在地名]和歌山市相坂

みや山とよばれる小山の山腹に位置する。法人名は八幡神社。応神天皇・神功皇后・武内宿禰を祀る。旧村社。神功皇后が三韓より帰国の際、日高ひだか衣奈えな(現和歌山県由良町)から船で当地付近に至り、上陸して営んだ頓宮の跡と伝える(続風土記)。社伝によると、応和元年(九六一)二月に頓宮の地に宮を興すようにとの神託があり、郷民が宮殿を造ったという。「続風土記」は天正一三年(一五八五)羽柴秀吉の紀州攻めで破却されたと記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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