頓宮(読み)トングウ

百科事典マイペディアの解説

頓宮【とんぐう】

天皇の行幸(ぎょうこう)の際に設営される仮宮と,斎宮(さいぐう)が伊勢に向かう時と帰京する時,路次に設けられた仮宮をいう。前者は行宮(あんぐう)・行在所(あんざいしょ)とほぼ同義。
→関連項目赤坂

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世界大百科事典 第2版の解説

とんぐう【頓宮】

仮りの皇居。《続日本紀》などにみえて旅行中の天皇の宿泊所をさしており,急場の一時的な皇居あるいは宮殿のことをいう。後世では行在所(あんざいしよ)という。行宮(あんぐう)ともほぼ同義であるが,滞在が比較的長期にわたる場合とくに行宮と呼ぶことが多い。斎宮(さいぐう)の京都~伊勢間の休泊所をさしてもいうことがあり,奈良~平安時代の記録にみえる。【飯倉 晴武】

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大辞林 第三版の解説

とんぐう【頓宮】

にわかに造った仮の宮殿。仮宮かりみや

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世界大百科事典内の頓宮の言及

【行宮】より

…頓宮とも書き,〈かりみや〉ともいった。天皇の諸国巡幸のとき,駐輦・宿泊のために設けられる施設・建物。…

【御旅所】より

…神社の祭礼のとき,神輿(みこし)(あるいは神幸船)が渡御(とぎよ)して一時安置される場所のこと。御輿宿,頓宮ともいう。《枕草子》に平野社の〈みこしやどり〉が出るのをはじめとして,《兵範記》仁平3年(1153)4月15日条の〈先参御輿旅所〉など,平安末~鎌倉初の記録に,宇治離宮明神,祇園,稲荷,松尾,北野の各社の祭礼に設けられた旅所のことが現れる。…

※「頓宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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