安土町三丁目(読み)あづちまちさんちようめ

日本歴史地名大系 「安土町三丁目」の解説

安土町三丁目
あづちまちさんちようめ

[現在地名]東区安土町三丁目

安土町二丁目の西に続く両側町で、中橋なかばし筋から栴檀木せんだんのき筋を経て丼池どぶいけ筋まで。初発言上候帳面写によると、もと安土町六―七丁目・南青屋みなみあおや町の三町であったのが、合併して成立した。明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図には町名がみえる。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三一・役数三八役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は檜皮屋次郎兵衛。安政三年(一八五六)には屋敷数三四、役数三八役と一分役で、うち年寄分・会所分各一役が無役(同年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android