デジタル大辞泉 「安城家の兄弟」の意味・読み・例文・類語 あんじょうけのきょうだい〔アンジヤウケのキヤウダイ〕【安城家の兄弟】 里見弴の長編小説。昭和2年(1927)から昭和5年(1930)にかけて複数の雑誌に発表、昭和6年(1931)刊。著者自身をモデルとした作品群「昌造もの」の一つで、兄の有島武郎が大正12年(1923)に起こした情死事件を中心に描いている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例