安場保和(読み)ヤスバ ヤスカズ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「安場保和」の解説

安場 保和
ヤスバ ヤスカズ


肩書
貴院議員(勅選),元老院議官

別名
幼名=一平 号=咬菜軒

生年月日
天保6年4月17日(1835年)

出生地
肥後国熊本城下建部一夜塘(熊本県)

経歴
横井小楠に学び、明治元年戊辰戦争に従軍。2年胆沢県大参事、次いで酒田県大参事、4年熊本藩少参事、同年大蔵大丞・租税権頭を歴任。5年岩倉具視使節団に従い欧米視察、帰国後福島県令、8年愛知県令を経て、13年元老院議官。19年福岡県令となり7年間地方行政に尽力。25年勅選貴院議員、29年男爵。30年北海道長官となったが31年退職。

受賞
正三位勲一等

没年月日
明治32年5月23日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安場保和」の解説

安場保和 やすば-やすかず

1835-1899 明治時代の官僚
天保(てんぽう)6年4月17日生まれ。もと肥後熊本藩士。大蔵省にはいり,岩倉使節団に随行して欧米をめぐる。帰国後,福島・愛知県令や元老院議官をへて明治19年福岡県知事となり筑後(ちくご)川改修,門司築港につくす。30年北海道庁長官。貴族院議員。明治32年5月23日死去。65歳。幼名は一平。号は咬菜軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「安場保和」の解説

安場 保和 (やすば やすかず)

生年月日:1835年4月17日
明治時代の官僚;政治家。男爵;貴族院議員
1899年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む