安居の渡(読み)あごのわたり

日本歴史地名大系 「安居の渡」の解説

安居の渡
あごのわたり

足羽川と合流する辺りの日野川の渡し。「太平記」巻二〇(黒丸城初度軍事付足羽度々軍事)に、延元三年(一三三八)五月二日、新田義貞が北朝方の足羽の城を攻撃したことがみえるが、そのうちに「船田長門守政経、七百余騎ニテ安居ノ渡ヨリ押寄テ、兵なかば 河ヲ渡ル時、細河出羽守二百余騎ニテ河向ニ馳合セ、高岸ノ上ニ相支テ、散々ニ射サセケル間、漲ル浪ニヲボレテ馬人若干討レニケレバ(下略)」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む