日本歴史地名大系 「安川城跡」の解説 安川城跡やすかわじようあと 富山県:砺波市安川村安川城跡[現在地名]砺波市安川・浅谷安川の東部、浅谷(あさのたに)の南方との境にそびえる城(しろ)山(一九〇・二メートル)の山上にある。別名鬼(おに)ヶ城・浅野谷(あさのたに)城とも称される。砺波市域では最も高所に位置する山城で、比高一一〇メートルを測る。山上からは西に礪波(となみ)平野の一部、北から東にかけては和田(わだ)川沿いの谷筋を望むことができる。江戸時代の安川村古城間数写(金子文書)によると安川村より二〇町ほどの距離にあり、規模は本丸が長さ一八間×幅一〇間ほど、二の丸が長さ一二間×横八間ほどと記されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by