あんらく‐りつ【安楽律】
- 〘 名詞 〙 天台宗に属し、小乗戒をあわせ修める一派。大乗の梵網(ぼんもう)戒に小乗の四分律(しぶんりつ)を加えたもの。寛文~元祿(一七世紀後半)の頃、妙立(みょうりゅう)およびその弟子霊空の提唱によって起こり、比叡山横川飯室谷(よかわいむろだに)の安楽律院を根本道場とした。安楽派。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
安楽律
あんらくりつ
天台宗の比叡山安楽律院を中心とする戒律主義の一派。江戸時代の妙立によって唱えられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 