安楽律(読み)あんらくりつ

精選版 日本国語大辞典 「安楽律」の意味・読み・例文・類語

あんらく‐りつ【安楽律】

  1. 〘 名詞 〙 天台宗に属し、小乗戒をあわせ修める一派大乗梵網(ぼんもう)戒に小乗四分律(しぶんりつ)を加えたもの。寛文~元祿(一七世紀後半)の頃、妙立(みょうりゅう)およびその弟子霊空の提唱によって起こり、比叡山横川飯室谷(よかわいむろだに)安楽律院を根本道場とした。安楽派

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 ボン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安楽律」の意味・わかりやすい解説

安楽律
あんらくりつ

天台宗の比叡山安楽律院を中心とする戒律主義の一派。江戸時代の妙立によって唱えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む