安源寺新田村(読み)あんげんじしんでんむら

日本歴史地名大系 「安源寺新田村」の解説

安源寺新田村
あんげんじしんでんむら

[現在地名]中野市大字安源寺

安源寺村は古くは庄内しようない村と称したと伝え、安源寺(本田)村と新安源寺村との二つに分れ、これを一緒にした場合は両安源寺村と称した。組分けになっていないので、対外的には一村で名主も一人、しかし年貢割付皆済目録は二本となっていた。宝暦(一七五一―六四)安永(一七七二―八一)両度に一村扱いの請願をしたが却下された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android