安濃村(読み)あのうむら

日本歴史地名大系 「安濃村」の解説

安濃村
あのうむら

[現在地名]安濃町安濃

荒木(あらき)村の東南に隣接する村で、安濃川左岸の平野部に里(さと)とよばれる当村中心集落があり、北方丘陵の山裾に栗原(くりばら)と山出(やまで)の枝村がある。文禄検地帳を転記したと思われる伊勢国中御検地高帳に「安濃」と現れ、慶安郷帳(明大刑博蔵)には「阿濃村」とあって、石高をみても、里に栗原と山出を含めて一村となっている。「五鈴遺響」が当村を「安濃郡家駅舎ノ地ナリ」としているのは、村名が郡名と一致しているからであろう。そして同書は「神鳳鈔」安西(あんさい)郡に載せる「郡司職田」や「県庄」を当村に比定している。これはその根拠を明示していないが、郡家の所在から郡司職田は当然当村内にあったはずとの考えに基づくもののようで、古代の安濃県主も当村に居住したとの推定によるものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む