安田山形村(読み)やすだやまがたむら

日本歴史地名大系 「安田山形村」の解説

安田山形村
やすだやまがたむら

[現在地名]伯太町安田山形

北安田村の東に位置し、東は吉佐きさ(現安来市)および伯耆国会見あいみ郡。村域中央部に鷲頭わしず(二五八・五メートル)をかかえる山村で、粕原かすばら峠下たわしもにわずかに平地がある。御戸みと古墳(円墳)丸山まるやま古墳(円墳)があり、石棺埴輪などが出土している。古代から中世にかけての遺跡として古御堂ふるみどう寺跡や寺床てらどこ遺跡・キヤアづか(経塚)遺跡・菖蒲しようぶ遺跡・郷土古墓きようどふるばか遺跡などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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