安藤適斎(読み)あんどう てきさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤適斎」の解説

安藤適斎 あんどう-てきさい

1779-1849 江戸時代後期の儒者
安永8年生まれ。日向(ひゅうが)(宮崎県)延岡(のべおか)藩士。享和元年取次役となり,物頭,学校掛合などをつとめる。朱子学が藩内の大勢をしめるなか,荻生徂徠(おぎゅう-そらい)の古文辞学派立場をゆずらなかった。嘉永(かえい)2年7月18日死去。71歳。名は原淵。通称は郷右衛門。著作に「周易定論」「読書大義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android