宗福寺(読み)そうふくじ

日本歴史地名大系 「宗福寺」の解説

宗福寺
そうふくじ

[現在地名]大館市末広町

旧大館城下町の西端にあり、曹洞宗、松嶺山と号し、本尊釈迦如来。大館佐竹氏の菩提寺。「郷村史略」に「祖は天徳寺六世善達和尚 常陸小場ニありし時ハ万松山と云」とある。文化一二年(一八一五)知行高は七〇石であった(「御判紙写帳」県立秋田図書館蔵)

笹館ささだて養牛ようぎゆう寺・独鈷とつこ立昌りつしよう寺(現北秋田郡比内ひない町)、坊沢ぼうざわ永安えいあん寺・鷹巣たかのす浄運じよううん寺・脇神わきがみ天昌てんしよう寺・七日市なのかいち森昌しんしよう寺・竜泉りゆうせん(現北秋田郡鷹巣町)花岡はなおか信正しんしよう寺・本宮もとみや本宮ほんぐう寺を末寺とした(大館市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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