官廨(読み)かんかい

精選版 日本国語大辞典 「官廨」の意味・読み・例文・類語

かん‐かいクヮン‥【官廨】

  1. 〘 名詞 〙かんが(官衙)
    1. [初出の実例]「焼毀官廨(くゎんカイ)擾百姓」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔南史‐呂僧珍伝〕

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普及版 字通 「官廨」の読み・字形・画数・意味

【官廨】かん(くわん)かい

官署役所。〔梁書、呂僧珍伝〕人咸(ことごと)く廨を徙(うつ)して、以て其の宅をさんことをむ。珍怒りて曰く、督郵は官廨なり。置立以來、(すなは)ち此の地に在り。豈に之れを徙して、吾が私宅すべけんや。

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