定日(読み)ジョウニチ

デジタル大辞泉 「定日」の意味・読み・例文・類語

じょう‐にち〔ヂヤウ‐〕【定日】

じょうじつ(定日)」に同じ。
「これより、いよいよ正月二十日を太夫出世の―とす」〈色道大鏡・三〉

じょう‐じつ〔ヂヤウ‐〕【定日】

前もって決めてある日。じょうにち。
「三、八ハ剣術ノ―」〈和英語林集成

てい‐じつ【定日】

あらかじめ定めてある日。期日

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精選版 日本国語大辞典 「定日」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じつヂャウ‥【定日】

  1. 〘 名詞 〙 あらかじめ定めた日。さだめの日。じょうにち。
    1. [初出の実例]「サンパチワ ケンジュツノ jōjitsz(ジョウジツ)」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
    2. 「或は験査の定日(ヂャウジツ)に到り俄に本人が脱走して」(出典:開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉三)

てい‐じつ【定日】

  1. 〘 名詞 〙 ある事を行なうためにあらかじめ定めた日。一定の日。期日。じょうにち。じょうじつ。
    1. [初出の実例]「右順次に一条つつ建策して、定日対策所へ持参候事」(出典:公議所日誌‐前・上(1868))
    2. [その他の文献]〔南斉書‐王敬則伝〕

じょう‐にちヂャウ‥【定日】

  1. 〘 名詞 〙 前もってさだめた日。きまった日。さだめの日。じょうじつ。
    1. [初出の実例]「但定日は、同道の人のはからひにて候べし」(出典:平治物語(1220頃か)下)
    2. [その他の文献]〔日葡辞書(1603‐04)〕

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