定範(読み)じょうはん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「定範」の解説

定範 じょうはん

1165-1225 鎌倉時代の僧。
永万元年生まれ。藤原成範(なりのり)の子。東大寺東南院で出家し,真言と三論(さんろん)をまなぶ。勝賢,兄の成賢(せいげん)に師事し,東南院院主となり醍醐寺(だいごじ)理性院主をかねる。のち東大寺別当,醍醐寺座主(ざす)をつとめた。元仁(げんにん)2年2月25日死去。61歳。通称民部卿法印。号は含阿弥陀仏

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む