デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「定範」の解説 定範 じょうはん 1165-1225 鎌倉時代の僧。永万元年生まれ。藤原成範(なりのり)の子。東大寺東南院で出家し,真言と三論(さんろん)をまなぶ。勝賢,兄の成賢(せいげん)に師事し,東南院院主となり醍醐寺(だいごじ)理性院主をかねる。のち東大寺別当,醍醐寺座主(ざす)をつとめた。元仁(げんにん)2年2月25日死去。61歳。通称は民部卿法印。号は含阿弥陀仏。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例